楽しかったなあー

秋晴れの素晴らしいある日、船明ダム近くに住む親戚の家に行った。
道の駅「花桃の里」まで車を走らせる。
始めに腹ごしらえをしようと天ぷらそばを食べる。

それから「夢のかけ橋」を渡り向こう岸に着いた。
ここは孫娘二人が幼い頃、数回遊びに連れて来た所だ。
橋の上をふたりはぴょんぴょん走りながら渡って行った姿を思い出した。
橋の上からダムを眺め、静かな水面と少しだけど紅葉した木々の葉を見ることが出来て最高だった。

「覚えている？ここが遊んだ場所だよ」と夫。
「えっ！違うでしょう。あの時は確か大木を切って作った滑り台が有り、孫娘たちは喜んで登ったり馬の様に跨ったりして、いつまでも遊んでいた」と、直ぐには信じることが出来なかった。
そうです。それはもう15年程前の事、大木を利用して作られた滑り台は朽ちてしまい取り払われたのでしょう。

時代は変わるのです。
でも私たちの心の中の思い出は当時のまま。
これからも良い思い出を沢山作ろうと思う。